病気が原因で不眠の症状が出ていることがあります。不眠に悩まされているなら一度大きな病気がないかチェックしてみてください。呼吸器、消火器、循環器、内分泌系、アトピーやリウマチなどが不眠になる原因と言われています。
不眠の症状がでる病気
病気の中には眠れなくなったり、途中で目が覚めたり、体の不快感のせいで安眠できない症状がでるものがあります。不眠の症状が出ていたら次のような病気の可能性がないかチェックしてみてください。悩まされている不眠の症状はもしかしたら病気が原因かもしれません。
症状 | 病名 |
息が切れる、咳、呼吸困難 | 気管支喘息 |
うっ血性心不全 | |
末端肥大症 | |
睡眠時無呼吸症候群 | |
虚血性心疾患 | |
日中の眠気 | 慢性閉塞性肺疾患 |
甲状腺機能低下症 | |
胃腸の不快感や痛み | 胃潰瘍 |
十二指腸潰瘍 | |
逆流性食道炎 | |
過敏性腸症候群 | |
とにかく眠れない | 高血圧 |
甲状腺機能亢進症 | |
糖尿病 | |
クッシング症候群 | |
ずっと続く痛みで眠れない | ガン |
リウマチ性疾患 | |
腰痛 | |
坐骨神経痛 | |
生理痛(PMS) | |
歯痛 | |
捻挫や打ち身 |
息が切れる、咳、呼吸困難の症状
咳がたくさん出たりするものや、呼吸自体が苦しくなるもの、眠っているときの呼吸が止まってしまうものなどで眠れないことがあります。呼吸困難の原因は大きなものから風邪のようなものまで多岐にわたります。中には心臓が原因で苦しくなるものがあるので心臓の症状があれば検査をしてみた方が良いと思います。
日中の眠気がある
日中にどうしても眠くなってしまう場合は甲状腺機能の異常や肺の病気が原因かもしれません。肺の病気は一見不眠とは関係ないように思われますが、肺で処理できる酸素が減ると酸欠状態になり、何度も目が覚めて不眠の原因になります。
胃腸が悪くて不眠になる
たまの食べ過ぎ以外でほぼ毎日、胃腸の症状で眠れない場合は胃腸に異常があるかもしれません。日中も胃腸の症状が続くようならすぐにでも検査してみた方がいいかもしれないです。逆流性食道炎や過敏性腸症候群でも不快感から不眠の原因になることがあります。
とにかく眠れない
理由がはっきりしないけれど眠れない…それも病気が原因であることがあります。慢性的な病気や徐々に悪化していく場合など、症状があいまいになって不眠以外の症状が見落とされているかもしれません。高血圧と糖尿病になる人は年々増えているので初期症状ではないか確認してみるのもいいかもしれません。
ずっと続く痛みで眠れない
痛みが絶えず続いていて眠れないほど痛い場合は、強い炎症が一時的に起きている場合と大きな病気が隠れている場合が考えられます。腰痛や歯痛、捻挫などの怪我は炎症が強いときは眠れないほど痛みます。これらの一時的な炎症で睡眠リズムが乱れてしまい、不眠のきっかけになることもあります。
ガンなどはステージが進むにつれ疼痛がひどくなり眠れなくなります。痛みのコントロールなどをしながら治療していくと安眠できることがあります。
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