昼間に眠くなる症状がある

日中に眠くなってしまう…こんな症状があった場合、その原因になる病気が隠れているかもしれません。肺の機能が低下していたり、甲状腺に問題がないか、自覚症状があれば受診してみるのが良いとおもいます。

日中に眠気が襲う症状が出る病気

夜の睡眠にトラブルがあると日中にどうしても眠くなるという症状がでることがあります。日中の眠気が現れる主な病気は次の通りです。

病名 症状
慢性閉塞性肺疾患 処理できる酸素が少ないので何度も目覚めてしまう
甲状腺機能低下症 不眠なのに寝すぎてしまい起きられない
慢性的な寝不足 なかなか起きられない

タバコを吸う人は要注意、慢性閉塞性肺疾患で不眠

慢性閉塞性肺疾患の場合、睡眠時間はしっかりとっているにもかかわらず何度も目が覚めてしまい昼間も眠気が襲ってくるという症状がでてきます。

慢性閉塞性肺疾患とはCOPDとも呼ばれています。この病気はタバコや有害物質を吸い込むことで慢性的に肺が炎症を起こしている病気です。絶えず有害物質を吸い込み続けると有害物質から肺の機能を守ろうと新しい細胞が作られます。その結果、肺が固くなってしまい息苦しくなってしまいます。

慢性的に咳や痰が出るひとはこの慢性閉塞性肺疾患を疑って検査してみるのもいいかもしれません。

甲状腺機能低下症で起きられない症状がでる

甲状腺の働きが悪くなってしまう病気を甲状腺機能低下症といいますが、甲状腺ホルモンの働きが悪くなってしまうと血圧が低くなり低体温になったりします。何に対してもやる気がでず、いつもだるさがあったり憂鬱気分が続いているのが症状です。

うつ状態の不眠との区別が難しいので、検査を受けて原因を突き止める必要があります。血液検査でサイロキシンと甲状腺刺激ホルモンの値を調べると甲状腺機能にトラブルがあるかどうかわかります。

慢性的な睡眠不足で眠れない

慢性的な睡眠不足は病気ではありませんが、病気の一歩手前というか、寝不足の自覚なく起きていすぎる人達が多いので取り上げました。症状は朝なかなか起きられないこと、なんだかだるさが続くこと、昔よりも頭が冴えない、ひらめかなくなったりします。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました