[調べ方]自分は何時間眠ればいい?

8時間睡眠が一番長寿だとか、ナポレオンは4時間しか眠らなかったとか。一般的に必要な睡眠時間は8時間だという統計が出ているけれど、自分にとって必要な睡眠時間は人によって個人差があるようです。自分に必要な睡眠時間の調べ方を紹介します。

人によって必要な睡眠時間は違う

日本人が健康でいられる平均睡眠時間は8時間だそうです。これは平均値であって、9時間必要な人もいれば4時間で大丈夫な人もいるようです。睡眠時に脳の中では色々な処理が行われていたり、ホルモンが分泌されていますが、そのために必要な睡眠時間というのが具体的な数字になっていません。

睡眠時間に関してはまだ研究段階のものが多いようで、分かっているのは必要な睡眠時間は人によって違うこと、です。

高齢になるにつれ、必要な睡眠時間は短くなる

10歳以下の子供は眠っている間も成長したり、昼間の活動が活発な分、体の疲労も大きくその分睡眠時間が必要になります。10代の間は通学やクラブ活動、授業などで体を動かす機会が多く、休日も外出することが多いのでやはり、その分睡眠時間が必要です。

年齢とともに必要な睡眠時間は減っていきますが、自分の子どもと一緒にあそぶことが少なくなってくる中年以降になってくると運動する機会自体が少なくなり、目に見えて必要な睡眠時間は減っていきます。

高齢者になると体が睡眠によって回復するのに必要な時間は子供の3分の1でいいという研究もあります。そのことから高齢者には8時間の睡眠は必要ないと考えられています。8時間眠らなければ健康になれない、という考えがあると「不眠なんじゃないだろうか」という心配の種になってしまいます。

大切なのは全員に8時間の睡眠が必要とは言えないことです。自分にとって必要な睡眠時間はどれくらいなのかを知るのが大事です。

自分に必要な睡眠時間の調べ方

自分に必要な睡眠時間を調べるには、寝不足がない状態でとりあえず1週間毎日同じ時間に眠って、同じ時間に起きてみます。寝不足がある場合は寝不足が解消するまで早めに眠って同じ時間に起きるようにして睡眠リズムを整えておきます。

自分に必要な睡眠時間にまずはアタリを付けてみます。日頃の傾向からいつも寝不足を感じている場合は8時間、毎日眠ってみるようにします。

6時に起きなければいけない人が毎日8時間眠るようにすると夜の10時には眠っていなければいけません。1週間毎日10時寝、6時起きを続けてみて体調の変化を見てみます。

朝方に目が覚めてしまう場合は8時間の睡眠は必要なさそうです。日によって目覚めたり、6時まで眠っていた場合はその日の活動量に影響されているので大体8時間睡眠でちょうどいいということになります。

逆に昼間も眠くなった場合は8時間睡眠では足りていません。なのでこんどは8時間30分毎日同じ時間眠ってみて体調変化を見てみます。朝もすっきり起きられて、昼間の眠気がない状態が自分にとって必要な睡眠時間になります。

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