部屋の明かりを電球色にすると安眠できる

安眠する方法

良い睡眠のためには眠る数時間前までに浴びる光が重要です。眠る前に強い光を浴びると脳が日中だと勘違いして眠れなくなってしまいます。今の家にある設備に付け替えるだけで実現する方法を紹介します。

メラトニンのおかげで眠くなる

朝、日光を浴びて日中の光の中で過ごすことで眠気のもとになるメラトニンの分泌が活発になります。日の光を浴びてから大体14時間後くらいからメラトニンの分泌が増え始めます。朝6時に起きる人は大体夜8時くらいから眠気が出始めます。

しかしこの夜8時にオフィスなどの強い光を浴びていると、脳はまだ日中だと勘違いsてい眠気を覚ましてしまいます。このようにして1日の周期が長くなってしまいますが、1日が24時間なのは変わらないので睡眠不足になっていきます。

このような生活を続けていると慢性の睡眠不足や、眠りづらくなる睡眠障害、全く眠れなくなる不眠になってしまうこともあります。

眠る2時間前から弱い明かりにする

10時に寝ようと思ったら、8時には部屋の明かりを落として弱い明かりの中で過ごすと、脳が「今は夜なんだ」と判断してメラトニンの分泌が促されます。

メラトニンは一気に分泌されないので2時間ほどまえから準備してください。眠る直前に明かりを暗くしてもちっとも眠くならないのは脳が眠る準備が出来ていないのです。

電球の色タイプ

電球や蛍光灯には光の色の種類があります。暖かいオレンジ系の光から青っぽい白い光まで種類があります。

光の色 色のイメージ
電球色 オレンジ系     
昼白色  青白い系       
昼光色  青系         

安眠するためには電球色が良く、勉強や仕事などをするには昼光色が向いています。

部屋の照明は電球色か昼光色や昼白色か?

今まで使っていた照明はどんなタイプでしょうか。睡眠に悩む人は蛍光灯に多い青白い昼光色や昼白色などの強い光を使っていることが多いです。

眠るときは昼光色や昼白色の明かりは強すぎるので電球色へ替えた方が良いのですが、すでに付いている照明器具を交換してしまうと、勉強や仕事がしにくくなったりする心配があります。

やりたい活動によって電気の色を使い分けることはできないか?使い分けられる商品がないか調べてみました。

E26ソケットがあるなら電球を付け替えるだけ

E26ソケットという26mm幅の電球ソケットを使っているなら電球を交換するだけで、昼光色と電球色の両方を使いわけることができます。LED電球は色んな種類が売られていて、スイッチを切り替えると昼光色から電球色へ切り替えられるタイプのものがあります。

点灯ボタンの押す回数で色調を変えられるのは良いです.LEDで明るいです.シリーズでいろいろなサイズを出していただけたらと思います.リビングで子供が勉強するときは色温度の高い昼光色で,ゆったりと寛ぎたいときは電球色でというようにできるので需要もあるのではないでしょうか

Amazonレビューより

E26ソケットは一般的なスタンドや廊下の照明器具などに使われているものです。すでに使っている照明器具を買い替えることなく、電球の取り換えだけで照明効果が得られるので手軽に試すことができます。

照明器具から交換する場合

長い蛍光灯や円形の蛍光灯などの照明を使っていた場合、長い蛍光管タイプで昼光色から電球色へ切り替え機能がついている電球は今の時点で発売されていません。

なので、間接照明や小型スタンドなどを買い増す方法もありますが、いっそ照明器具を買い替えるのも一つの方法です。蛍光灯2本を使っていた場合、60ワット以上使っていると考えられます。

LEDに交換すると半分以下の電気料にすることも可能なので、この機会に照明器具を交換しても費用を回収できるくらいは節電できるかもしれません。(LEDも故障することもあるので一概にお得かどうかは予測できないところです)

電球色へ切り替えられる一番安い照明器具

一番安くて、自分で簡単に交換できるタイプの照明が↑のシーリングライトです。天井から直接配線されていない、引掛けシーリングがあれば付け替えるだけで設置できます。

このライトは電球がついていないので自分の好みにあったLED電球(E26ソケットなら合う)を選んで付けてください。ライトについている紐を引くと4灯→3灯→2灯→1灯に調節できます。

4つのライトの向きはそれぞれ別の方向へ向けられるので、テーブルとキッチンへそれぞれ向けたり、二人で分け合ったり…といった使い方もできます。

ただ、この本体だけだと値段も安めなんですが、電球を4つ付けることを考えるとこの次に紹介する↓この商品の方がリモコン付きでおすすめです。でも「どうしてもこの電球をつけたい!」というのがあればこの照明がいいです。

色味から強さまで調節できるリモコン付き

上で紹介した照明器具はシンプルなタイプで値段も安いタイプでしたが、リモコン付きのタイプもあります。リモコンも電球も4つも付いているので手間をかけたくない人はこれを選ぶと良いです。

しかも昼光色も電球色も使えて、無段階に光の強さを調節できるので自分好みな光を作り出すことができます。しかもリモコンでオンオフ、2灯へ切り替え、光の強さや色の調節など全部手元でコントロールできるのは便利です。

眠りやすい電球色の光の強さ

電球色の照明器具を設置しても強い光で使うのではなく、眠りを誘うような強さに調節して使ってください。2時間前から徐々に暗くしていくのが理想ですが、面倒なら一気に暗くして2時間過ごしても同じ効果が得られます。

光の強さは暖炉が家にあるかのような明るさ、が良いです。満月の月明り程度、ろうそくの炎が近くにあるくらいの明るさ…このくらいの暗さだと眠りを誘うメラトニンの分泌が促されます。

本が読める程度の手元明かりくらいならば眠りを妨げないので、必要なら手元にスタンドを置いて読書や編み物などしてリラックスして過ごすとより効果的です。

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