子どもであろうが大人であろうが気を付けないと気付かないうちに睡眠不足になっています。何が原因か?というと、飲み物だったりスマホだったり、娯楽が睡眠不足を引き起こす要因になっています。
睡眠不足にさせるものにあふれている
今、一番睡眠不足にさせているものはスマホだと思います。子どもにスマホを与えていない場合はテレビやゲーム機なんかが当てはまりそうです。テレビを見る習慣があると当然テレビCMを見ることになりますが、そこにはカフェイン入りの清涼飲料水とかエナジードリンクが「みんなが飲んでる流行りの飲み物」として紹介されています。
ドラマを見ても人より頑張る主人公、寝る間も惜しんで努力するヒロインが美しく描かれます。そもそも寝る間も惜しんで努力することが美徳として考えられているの睡眠の大切はは端っこに追いやられています。
睡眠の大切さが身に染みるのは中年
若いうちは睡眠不足だろうが、なんだろうが平気ですが、中年になるとたった1日の睡眠不足がものすごく尾を引くようになります。3日間徹夜しても平気だった10代くらいに比べると、そのヘロヘロ具合は顕著で体感して徹夜ができない体になっています。
若いときの睡眠不足は自分の可能性を犠牲にしているかも
若いときは自覚できないものですが、中年だと体感的にわかるようになります。じゃあ、若いときは無理が効くか?というとそれも疑問です。若いときは気づかないだけで何かを犠牲にしていることだって十分考えられます。睡眠不足は肥満の原因になったり、成長を抑えてしまうことがあります。また睡眠不足は記憶力の低下の一因です。もし、睡眠不足じゃなかったら、もっとスタイルがよくてもっと賢い人物になっていたかもしれません。
もっと賢く時間配分をして十分な睡眠をとっていたら、今よりもいい生活ができていたのかも?と考えるとせめて若い世代は睡眠を大事にしてほしいと思います。
中年以降の睡眠不足は病気の元かも
中年以降は成長しないからいくら睡眠不足でも平気か?というと、なんと病気の原因になるようです。睡眠不足はメラトニンの分泌が減ってしまうのでうつ病を起こしやすくなります。睡眠不足はセロトニンやオキシトシンというような幸せを感じる物質の分泌も減るので、寝不足が続くと「なんだか毎日が不幸…」という気持ちになってきます。(怖いのが特に理由もなく脳内物質のせいで不幸を感じやすくなる点です)
さらに睡眠不足でメラトニンの分泌が減るとガンになる確率が高くなるようです。睡眠不足は疲れが溜まるので当然、体の免疫力が下がります。免疫力がさがればガン細胞をやっつける力も衰えてくるということらしいです。
眠い時は寝ないと死ぬ、規則正しく寝ないと死ぬ
もう人生のポリシーというか人生目的の範疇な気がしますが、人生で何を優先させるか?ということだと思います。寝る間も惜しんで努力するのは文字通り、命を削って目的を果たそうとしていると考えてよさそうです。病気にかかるリスクやなんだか不幸な気持ちになるリスクを抱えても果たしたい目標か?ということを真剣に考えてみた方がいいです。
深夜番組が面白すぎて睡眠不足になるのは「その番組が病気になってでも見たいかどうか?」考えるべきだし、仕事が忙しすぎて睡眠不足になるなら「他の日に割り振れないのか?そこまでしなければいけない納期か?」調整を考えるべきかもしれません。
眠い時に頑張るのが美徳というはもう忘れてしまって、眠い時は眠らないと死ぬことになる…!くらいの感覚で真剣に考えないと無駄に命をけずることになりかねません。
私は個人的にはここを声を大にして言いたいです。みんな、自分の命や可能性を無駄に使っていないか?いざ病気になったときにそこまでする必要があったのかと後悔しないか?
突き詰めると自分の人生の目的は何か?というのを真面目に考えなきゃいけないなぁと思います。
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